5月某日
Couch雑談室から上がった声。
#児童扶養手当をもらえないひとり親はたくさんいます
#ひとり親たちの分断は望みません
これは、
コロナ禍への支援策が児童扶養手当受給者のみを対象にしていたことに対する訴えです。
その声を何とか形にしたくて始めた署名活動は、
たくさんの方々の協力のおかげで427名の方からの賛同を頂きました。
本当にありがとうございました!
今回の署名活動において以下の団体にご協力を頂きました。
- NPO法人 絆プロジェクト2030
- 一般社団法人 日本レスキューボランティアセンター
- 練馬区ひとり親福祉連合会
- シングルズキッズ株式会社
- 関東シングルコミュニティ『PUPA(ピューパ)』
- やまなし地域こども食堂グループ にじいろのわ
- ぱぱままきっず甲斐
心より、お礼申し上げます。
署名活動は一旦ここで終了して、
427名の方々の思いを届けるべく、この署名を国へ届ける準備をします。
今後も随時、報告していけたらと思います。
署名活動を通して・・・
今回の署名活動は、6月3日放送のニュース番組『news every.』に取り上げられた他、
6月16日付け山梨日日新聞でも記事として取り上げて頂きました。
また、6月13日の土曜日には東京都議会議員の
村松一希議員・木下ふみこ議員とオンラインでの意見交換を行いました。
Couchの雑談室から上がった声は、署名活動を通して多くの方へと届いて行きました。
その反響はとても大きく、
主にCouchのTwitterやFacebookにもたくさんの意見が届きました。
その中でも特に多かったのが、
①そもそもの児童扶養手当の制度そのもののあり方 と
②高校生のお子さんを持つひとり親の方への支援の乏しさ です。
署名活動を始めた当初は、
【コロナ禍において、早急な支援を求める必要があるときに制度そのものの見直しを要望に入れることはできない】
と考えていました。
ですが、たくさんの方々の意見を聞き、
Couchとして、何をどう訴えていくべきかを考えたとき、
新型コロナウィルスの第2波・第3波に備えるためにも
また、この署名活動に賛同してくださった方々の思いを今後に繋げるためにも、
上記した①、②も強く訴えていくべきだと思い、署名の要望に追記をしました。
この署名を提出して終わり、ではなく
これから先も訴え続けるべき、課題だと思っています。
都議さんとの意見交換にて
東京都独自の政策として『児童育成手当』というものがあるのをご存知でしょうか?
育成手当にも所得制限はありますが、児童扶養手当ほど厳しいものではありません。
板橋区選出の都議である木下議員は、自身もひとり親としてお子さんを育てているそうです。
板橋区では、今回のコロナの影響によるひとり親家庭への支援金給付を、児童扶養手当受給対象ではなく、
児童育成手当受給者を対象にしたことで、受給者を拡大することができた、と話していました。
そして。
二人の都議さんは、口を揃えてこう言いました。
国を動かしたいなら、国に声を届けなればならない。
これは、小さな任意団体であるCouchカウチにとっては非常に厳しい現実です。
( もちろん!それでも、やれることは全力でやりますよ( `ー´)ノ! )
ん? 待って… それならば……!!
Couchカウチからの提案
明石市の養育費不払い問題に切り込んだ独自政策を覚えていますか?
賛否両論あった政策が、日本全国に波及して今や国すら動きつつあります。
有名な社長さんも会社を立ち上げて話題になってますよね。
1つの自治体の独自の政策でも、波及すれば国が動かせるんだなぁ…
なんて思って見ていました。
…それ、みんなでやりませんか?
自治体は、そこに住む住民の声に耳を傾ける、と都議さんはおっしゃっていました。
国を動かそうとするよりも、自治体を動かす方が早いかもしれません。
#児童扶養手当をもらえないひとり親はたくさんいます と。
今の児童扶養手当じゃダメだ!と。
東京都以外の道府県にお住いの皆さん
自分の住んでる区に、市に、県に、『児童育成手当』の導入を要望してみませんか?
東京都のように児童育成手当を導入してほしい!と。
自治体の独自政策を波及させて、国を動かすのです。
ひとり1人の行動が未来へ繋がる方法。
お住まいの自治体へ、みんなで声を上げませんか?